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結婚式の服装、ドレスマナー、押さえておきたいルール
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- 更新日:
- 2018年6月28日

結婚式のお呼ばれ。さて、何を着て行こう? このスタイルでいいのかな? お悩みの方に、結婚式の参列者として守りたいマナーと、ルールをご紹介します。
いざ結婚式に出席するとなると、「何を着ていこう」と悩んでしまいますよね。
でも、ちょっと待って! 自分が着たいオシャレなドレスを考える前に、何よりも気をつけないといけないことは「主役は新郎新婦」ということ。
マナーをわきまえずに出席してしまえば、自分が恥ずかしい思いをするだけでなく、招待してくれた新郎新婦にも恥をかかせてしまうことになりかねません。
大人として、しっかり自分で判断できるよう、正しいマナーを覚えておきましょう。今回は結婚式のお呼ばれマナーについてご紹介します。
結婚式の招待状が届いたけど…、何を着ていけばいいの?
結婚式とは、新郎新婦にとって人生の最大イベントであり、一生の思い出となるスペシャルな場です。そんな大切な時を、一緒に過ごしてほしいと招かれたゲストなら、きちんとマナーを守って参加しなければなりません。
「結婚式」とは、神仏やしかるべき人々の前で結婚の誓約をする神聖な“儀式”です。
だからこそ、その場所が教会や格式あるホテルであっても、カジュアルなパーティ形式だったとしても、結婚式や披露宴に参加するための服装には、最低限守らなければならないルールがあります。
お祝いの席だからこそ目いっぱいオシャレしたいところですが、とはいえ正式な場に出席するわけですので、自分の好みやセンスばかりを押し出してしまってマナーに反するような服装になってしまってはいけません。
あくまでも主役は新郎新婦。ふたりを引き立てる控えめさを意識しながら、ハレの日に華を添えるコーディネートを心がけるのが、ゲストの“心得”です。
大人女子だからこそ賢く、スマートに 結婚式お呼ばれマナールール9つ
招待状には「平服でどうぞ」と書かれていることが多いものですが、ご存知の通りこれは「礼服じゃなくても構いませんが、ある程度礼節のある服装でお越しください」という意味。
マナーや節度は、受け取り方によってさまざまなので線引きが難しいところですが、大人女子としては主役の新郎新婦に失礼のない服装で参列して、きちんとお祝いしたいものですよね。
そこで、ここでは結婚式や披露宴にゲストとして出席する女性が覚えておきたい、“お呼ばれドレス”の基本的なルールを学んでいきたいと思います。
基本の女性のフォーマルドレスコードを知っておきましょう
昼の時間帯でのゲストの礼装は、あまり肌を露出しない、清楚な印象のセミアフタヌーンドレスを着用します。
夜は、準礼装、略礼装にあたるロング丈から膝下丈のディナードレス(略式のイブニングドレス)か、カクテルドレス(丈の短いイブニングドレスの呼称)を着用します。
上記の通り礼装には準礼装、略礼装のほかに、正礼装(アフタヌーンドレス)がありますが、これは主役である新郎新婦とご両親が着用する物なので、ゲストはそれより格下の準礼装、略礼装にするのがマナーです。
また、昼夜問わず教会式、神前式・仏前式のいずれ場合の「結婚式」での大胆な肌見せはNGです。ボレロやストールで肩を隠すようにしましょう。
白は「花嫁」の色
これはもう言わずもがなの最低限のマナーですが、白は花嫁の色とされているので、オフホワイトや淡いベージュ、薄ピンクなど、光の具合によって白っぽく見えてしまいがちな色合いの服装は避けましょう。
また、ショールやボレロなど白い羽織物も、テーブルに着席した状況だと上半身だけが見える状態になるため、白い服装だと誤解されてしまうので、避けたほうが無難です。
ベージュ、ピンク系の服装を選ぶなら濃いめの色や、ワンポイントで色の濃いアイテムをプラスするなど、十分に注意しましょう。
黒一色は避けるか、コーデでフォーマルアレンジ
黒のドレスは、エレガントでスタイリッシュな印象がある上に、着回しもきくので、パーティドレスにも使い勝手がよい色ですが、結婚式などの慶事の場合には、不祝儀を連想させるためタブーとされています。
黒ドレスを着る場合は、喪服をイメージされないように一色でまとめずに、ドレスの生地をシルクやレースなど華やかに見えるものにしたり、アクセサリーやショールに鮮やかな色のものや光りものをコーディネートして、華やかな装いをする事を心がけましょう。
カラードレスとの色カブりもできたら避けたい
絶対にダメ!というNGマナーではないものの、“できれば”の心遣いとして花嫁とかぶらない色であった方が良いと言われています。
よほど仲の良い関係でないと難しいことかもしれませんが、可能なら、お色直しのカラードレスが何色なのかを聞いておくとよいかもしれません。
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着物の場合は袖の長さ、色、関係性
結婚式や披露宴、2次会に参列するための和装は主に3種類あり、袖の長さや色、新婦との関係性(友人か親族か)によって区別されます。
気をつけておきたいポイントは未婚女性が着用する「振袖」です。
未婚女性の第一礼装である「大振袖」の場合、その格式から花嫁が着用することもあるため、形や色がカブってしまうことも考えられます。
この場合、ゲストは袖の短い「中振袖」に変更することがマナーといわれていますが、やはりこちらも色味が合わないよう、控えめにするなどの配慮が必要です。
「振袖」が未婚女性だけのものとすれば、「訪問着」は準礼装として未婚・既婚を問いません。色味をおさえる配慮は必要ですが、ゲストの和装としては最も無難といえるかもしれません。
肌の露出は控えめに
本格的な教会や神社での結婚式の場合、肌を大きく露出した服装はマナー違反となります。
また、結婚式には新郎新婦の親族にご年配の方もいらっしゃいます。胸元や腕や肩、ひざ上10cm以上のミニスカートなど、若い世代の感覚で気にならない装いであっても、快く思わない方もいることもあるので配慮が必要です。
一方、夜のパーティの場合には、胸元や背中、肩が大きく開いたイブニングドレスやカクテルドレスが正式となり、あえて肌を露出することがフォーマルとされています。
日中から夜にかけて結婚式や披露宴が行われる場合には、ショールやボレロ等、上着を羽織って露出をコントロールするようにしましょう。
パンツスタイルはOK?
結婚式へのお呼ばれスタイルはワンピースドレスが基本で、これまでパンツスタイルはマナー違反と言われてきましたが、近ごろではきちんとフォーマルな印象であれば、オシャレな服装として許容されています。
注意しておきたいのは、きちんとした服装とはいえビジネススーツは避けるべき。お祝いの席ですから、光沢のある素材のものや華やかな色をコーディネートするなど、エレガントな印象に見えるよう心がけましょう。
ロングドレスはOK?
昼間の礼装の正式なスタイル、正礼装は、いわゆる「アフタヌーンドレス(正式はくるぶし丈ぐらいまでのもの)」で、夜の正礼装が胸元や背中が開いた「イブニングドレス(裾を引く丈)」ですので、ロング丈のドレス全般が結婚・披露宴のドレスマナーとして失礼にあたる、ということにはなりません。
一般的な「ロングドレス」であれば、この場合イブニングドレスにはあたらないので、昼間の着用も問題ない装い、ということになります。
正確には、昼の時間にも関わらず「イブニングドレス」や「カクテルドレス」を着用するなど、時間帯を区別しない着方が非常識となります。
バイカラーのドレスはアリ?
フォーマルの基本は単色無地とされています。
バイカラー(ツートンカラー)のような2色使いのデザインのドレスは「わかれる」という意味につながり、結婚式のような慶事の場ではあまり縁起のよいものではないと言われることがあります。
パンツスーツと同様に、近ごろでは許容されることが多いようですが、中には気にされる方がいる可能性もあります。いらない心配をするくらいであれば、単色ドレスを選んだ方が良いのかもしれません。
2次会の服装にもマナーはあるの?
2次会は披露宴ほどフォーマルではなく、服装に正式な決まりはありませんが、やはりお祝いの席ですので「華やかさ」を意識することが必要です。
少しだけよそ行きの服装、例えば「高級レストランでのお食事」に出かけると考えるくらいの服装がちょうどいいかもしれません。
とは言え、2次会の会場には、高級感のあるレストランから居酒屋、時にはライブハウスやカラオケ屋さんなど、どんな会場でのパーティになるのかを考えながら、ふさわしい装いを心がけましょう。
カジュアルすぎるファッションで行くのはもちろんのこと、度の過ぎたフォーマルや華美な印象に見えて派手なドレスは避けたほうが無難です。
男性が押さえたい結婚式服装のマナー
女性の華やかなドレス姿に対し、オシャレのポイントやコーディネートの選択肢が少ない男性ゲストの服装ですが、やはり気をつけておきたいポイントがあります。
結婚式の男性の服装 基本的なマナー
男性ゲストの服装、一番の基本マナーとは
・身体にあったスーツを着ていること
・スーツやシャツのプレスがしっかりされて、シワがないこと
・身に着けているものに、汚れがなく清潔感があること
・靴がしっかり磨かれていること
ポイントは「きちんと感や清潔感があること」。
結婚式のようなフォーマルな場でのスーツは、シンプルであればあるほどオシャレに見え、シワや汚れのない清潔感が心の余裕を表し、その生地や仕立ての良さで着ている人のセンスを表すものです。
ホストである新郎新婦やご親族、ほかのゲストに好感を持たれるよう、身だしなみをきちんと整えることが、何よりのマナーであり、オシャレ
濃いカラーのスーツ
男性ゲストの場合、準礼装(=略礼服)での出席が一般的とされているように、ブラックスーツ、または濃いグレーや紺などのシックな色合いで、場の“格式”にあわせる「礼服」が基本となります。
白やグレーやベージュなど明るい色のものは避けましょう。
普段仕事で着ているビジネススーツは、結婚式のようなフォーマルな場にはふさわしくありません。
この機会に礼服を購入することをおすすめします。
シャツの色や柄は?
結婚式でのフォーマルスタイル、セミフォーマルスタイルの場合、基本はレギュラーカラーの白シャツを選びましょう。
近ごろでは、柄の入ったシャツやカラーシャツも、オシャレとして許容されていますが、カジュアルな印象が強くなるためガーデンパーティなどに向きますが、厳かな雰囲気の教会や格式あるホテルでの結婚式には、避けたほうが無難です。
また、柄のシャツは種類(チェックやストライプ、その大きさや色)によって、ビジネス色が強くなるものや、幼く見えてしまうものなど他人に与える印象が大きく変わることがあるので注意が必要です。
タイの色や柄は黒以外なら比較的自由
日本では黒いネクタイは弔事用とされています。縁起が悪くマナー違反となるので避けましょう。
白やシルバー、グレーなど明るい色のものを選ぶのが無難ですが、スーツとのコーディネートができていれば、あまりに派手にならないかぎりどのようなものを選んでも構いません。
また、最近流行のボウタイですが、本来は“夜”の正礼装である燕尾服と、準礼装のタキシードに合わせるアイテムです。
正式には、昼間の結婚式などには使用しないので、フォーマルなスタイルの場ではルールに則って着用しましょう。
結婚式の服装に合わせる男性靴は?
靴のデザインについては、ヒモ付きの「ストレートチップ」が正装向けのフォーマルシューズです。
「プレーントゥ」でも構いませんが、メダリオンのないプレーンなものがフォーマル度が高いとされています。
色については、黒が結婚式などフォーマルな席では正式なカラーとされていますが、通常のゲストとして招かれた際や「平服でどうぞ」というような式であれば、茶系の上品な革靴でも問題ありません
NGなのは、殺生をイメージさせる理由から爬虫類系の革を使った靴」やブーツ、スニーカー、仕事で履きつぶした皮靴なども避けましょう。
幸せな二人の思い出を台無しにしないために
結婚して、家庭を持ち、大人としてまたひとつステージを上っていく二人の、友人として、親族として、やはり大人としてマナーや常識をもって、二人の門出をお祝いしてあげてください。
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